山本由伸が初のオールスター選出、カーショーも 大谷翔平とともにアトランタへ
ドジャース山本由伸投手(26)が、メジャー2年目で初のオールスター選手に選ばれた。15日(日本時間16日)に米ジョージア州アトランタで開催されるMLB球宴の登録メンバーが6日(日本時間7日)、スポーツ専門局ESPNで発表され、ドジャースから投手では山本とクレイトン・カーショー投手(37)が選出された。
ファン投票で選出される野手は日本人ではドジャース大谷翔平投手(30)がナ・リーグのトップ得票で、DHとしてスタメン出場が決まっている。投手は選手間投票とコミッショナー事務局の推薦で決まり、今季8勝6敗、防御率2・51の山本がドジャースを代表して球宴メンバーに入った。
勝ち星と防御率に加え、奪三振数やWHIP(1イニングあたりに与える走者数)でもチームトップを誇り、投手陣をけん引する。抜群の安定感を見せている山本について、ロバーツ監督は「強いチーム相手を圧倒する能力を見せてくれている。プレッシャーの中で、失点を最小限に抑える力もあるし、今は彼本来の姿に戻っている。驚きはないが、ここ(ドジャース)に来てから1年半ほどで、彼がやってきたことは、本当に素晴らしい」と高く評価した。
山本は昨年、右肩の故障で長期離脱することもあったが、安定したパフォーマンスでワールドシリーズ制覇に貢献。今季は開幕投手を務め、先発ローテーションを崩すことなく投げ続けている。今季18試合目となる次回登板は7日(同8日)、敵地ミルウォーキーでブルワーズを相手に先発マウンドに上がる。