Sランス中村敬斗が残留へ「クラブ幹部が確認」と現地紙報道、サウジ移籍のうわさも飛び交った末
日本代表のFW中村敬斗が、来季もスタッド・ランス(フランス2部)に残ることをクラブ幹部が確認した。4日、ランス地元紙リュニオン電子版が報じた。
同紙は「イエバン・ディウフ(GK、25歳)のニース(仏1部)との契約発表と、U-23ギニア代表GKスーマイラ・シラ(21歳)の2027年までの契約延長は、来週月曜日(7日)の代表選手たちの復帰を陰に隠すことはない」としており「その中でも、Sランスはケイト・ナカムラを頼りにすることができる。この日本人選手は、サウジアラビアのアル・ファイハへの移籍のうわさが飛び交っていたが、クラブ幹部らは28年まで契約が続く日本人FWが来シーズンもクラブに残ることを改めて確認した」と伝えた。
また、リュニオン紙は「23年夏にオーストリアのリンツから移籍してきたFWは、すぐに赤と白のチームでの地位を確立した。11ゴールを挙げ、昨シーズン苦戦を強いられたSランスの攻撃の先兵となった。Sランスのリーグ戦ゴール数の3分の1(全33ゴールのうち11ゴール)を決めた」とも称賛した。(松本愛香通信員)