ソフトバンク対西武 2回表西武2死、先制の左越え本塁打を放った外崎(左)と笑顔でタッチを交わす西口監督(撮影・岩下翔太)

<ソフトバンク1-3西武>◇6日◇みずほペイペイドーム

交流戦を終えてのリーグ戦再開以降、4位西武がAクラス3球団と引き離された。

日本ハム、オリックス、ソフトバンク…上位にいる3球団との8試合は、2勝6敗で終わった。

日本ハム戦に「大事になってくる」とこの8試合を捉えていた西口文也監督(52)は現実をこう話した。

「上位に対してこういう成績っていうのは、今の現状、今のうちの力かなっていうふうには思っています。やっぱり打線がもう1つ奮起しないといけないと思うし。投手はそこそこそれなりに抑えてはいるけどもっていうところなんでね。どうやって打ち崩していくか。帰ってからの7連戦、ここもまた大事になってくるしね。それが終わった後にまた上位と当たるので、オールスターまでの12試合。ここが本当に大事になってくると思う。ちょっと気を引き締め直していかないといけないなっていうところですね」

4番のタイラー・ネビン外野手(27)が安定して安打を打っているものの、日本人打者たちが軒並み、下降線にあるのも苦しい。

入れ替えも考えられるところながら、西口監督は「現状ここにいるメンバーにね、特に外野の3人は頑張ってもらわなきゃいけない選手なんでね。そこはなんとか選手たちと話しながら、いろんなことを取り組んでいきながらやっていきたいかなと思います」と、特に渡部聖弥外野手(22)西川愛也外野手(26)長谷川信哉外野手(23)の3人が上昇気流に乗ることを信じていた。【金子真仁】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】西口監督「今のうちの力かな…」大事な交流戦後2勝6敗…渡部聖弥ら外野手の打線奮起期待