羽村対世田谷学園 初戦に大勝し笑顔の世田谷学園・坂本(撮影・野上伸悟)

<高校野球西東京大会:世田谷学園26-0羽村>◇6日◇2回戦◇小野路GIONベースボールパーク

ノーシードから悲願の頂点を目指す世田谷学園が、20安打26得点の5回コールド勝ちで好発進を切った。

初回、主将の北村琥太郎外野手(3年)の適時三塁打で先制すると、プロ注目スラッガーの坂本勇希内野手(同)も強烈な二ゴロを放って「夏1打点」をマーク。打者11人を送る7長短打6得点で主導権を握った。

8点リードの2回は大岡凌内野手(同)が2点適時二塁打を放ち、この回、計4得点を挙げた。その後も加点し、攻撃の手を緩めなかった。

守っては背番号10の左腕藤原晴翔(同)が先発し、4回2安打無失点、1四球と羽村打線に的を絞らせず、2投手0封リレーにつなげた。

打線をけん引した北村は「夏の初戦で全体的に緊張していた。自分たちの打撃をもっと成長させていくために、コールド勝ちに甘えず精進していきたい」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【高校野球】世田谷学園が大量26得点で5回コールド発進 プロ注目坂本も打点マーク/西東京