大谷翔平がバットをへし折った1球「完全に横に滑っている。恐らく…」MHK解説の名捕手が称賛
<ドジャース-アストロズ>◇5日(日本時間6日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(31)が、日米通じて初のバースデー登板で2回1安打3奪三振と好投した。
1回は先頭パレデスに左前打を許したが、2番スミスはカウント1-1から96・4マイル(約155キロ)の内角に食い込む直球でバットを折り、二ゴロ併殺打に打ち取った。
NHKBSで解説を務めた元西武捕手の伊東勤氏(62)は、この1球をシュートのようと解説。「理想にしてるんじゃないでしょうか。走者を置いた時にゴロを打たせる。キャッチャーはこのボールがあれば楽になりますね」と語った。
MLB公式では直球に分類されたボール。走者は許したが、1回は3者凡退の立ち上がりとなった。「フォーシームなんですけど、完全に横に滑っているので、恐らく意識してあそこに投げていると思うんですね。あれだけ曲がってますから」と解説。2回はスライダー、スイーパーで3者連続三振を奪い「ストライクからボールになる、バッターとしたら手が出るところに、しっかりと投げ込めてました」と評した。