巨人対広島 5回表広島1死、見逃し三振に倒れ、悔しがる末包(撮影・鈴木みどり)

<巨人0-0広島>◇5日◇東京ドーム

広島は打順を組み替えた打線も機能せず、3戦連続無得点。連続無得点は35イニングに伸びた。それでも、先発玉村から中継ぎ6投手の無失点リレーで引き分けに持ち込んだ。新井監督は「ナイスピッチングでした。タマ(先発の玉村)も良かったし、あとから行った投手もよく頑張ってゼロで帰って来てくれた」と、援護のない中で奮闘した投手陣をたたえた。

出塁率3割1分6厘だった末包をプロ初の1番に起用し、2番には中村奨を置いた。新井監督は「(中村)奨成が2番にいる方が作戦の幅が広がる」と説明。その1、2番でコンビは3回1死一塁からヒットエンドランを仕掛けるも、空転した。中村奨が空振りし、スタートを切った末包は盗塁死。直後に中村奨が三塁打を放つも、得点にはつながらなかった。4回以降は単打4本に抑えられ、得点圏に走者を進めても、あと1本が出なかった。

▽広島末包(プロ初の1番も4打数無安打)「流れをもって来られるような打席にしたかった。それができなかった」

▽広島玉村(6回3安打無四球無失点)「ちょっとずつ良くなって来ているので、修正するところは修正して、続けるところは続けていきたい」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】打線組み替えも機能せず35イニング連続無得点…1番末包、2番中村奨で仕掛けても空転