【高校野球】福岡西陵、17安打8得点で1番星つかむ「成長感じる一戦」元阪神の甲斐部長/福岡
日刊スポーツ 2025年07月06日 05:10:11
<高校野球福岡大会:福岡西陵8-4浮羽工>◇5日◇1回戦◇久留米市野球場
元阪神外野手の甲斐雄平氏(37)が部長を務める福岡西陵が、17安打8得点の猛攻で福岡1番星をつかんだ。
1-4の6回に打者11人攻撃で一挙5得点。最大4点差をひっくり返す大逆転を決めた。初戦突破は夏3年ぶり。4月まで監督を務めた甲斐部長は「よく打ちました。成長を感じる一戦でした」と目を細めた。
甲斐部長は博多工-福岡大を経て09年ドラフト3位で阪神に入団。在籍3年間で1軍出場はなく12年に現役を引退し、同校には19年に赴任した。野球部の副部長を務め、20年に監督就任。その後は現場を離れ、24年春に再び監督に復帰した。今年4月からは部長の立場でチームを支えている。
4安打2打点で勝利に貢献した中村十真(とおま)外野手(3年)は「(甲斐部長に)守備面で目の切り方であったり、ゴロの捕り方を教えてもらいました」と感謝。甲斐イズム全開で長い夏にする。【佐藤究】
情報提供元: 日刊スポーツ