C大阪対G大阪 後半、G大阪ラビが先制ゴールを決める(撮影・加藤哉)

<明治安田J1:C大阪0-1G大阪>◇5日◇第23節◇ヨドコウ

ガンバ大阪がセレッソ大阪を下し、2試合ぶりに勝ち点3を獲得した。大阪ダービーでは3戦ぶりの白星を挙げた。

リーグで50度目のダービーは、前半から多くの決定機が生まれるめまぐるしい展開となった。

前半2分にG大阪のCKからC大阪がカウンター。FWチアゴ・アンドラーデが迫力あるドリブルでボールを運んで立ち上がりから見せ場を作る。

G大阪も同23分に右CKから今季リーグ初出場となったDF三浦弦太がヘディングシュート。しかしこれはC大阪DF畠中槙之輔がゴール内でクリア。その5分後にはC大阪が奥田勇斗のクロスにTアンドラーデが合わせるも、シュートは右ポストに当たって決まらず。同33分にはG大阪FW満田誠のシュート性のクロスにFW山下諒也が合わせるも、これは枠を捉えられない。C大阪は同42分に田中駿汰のインターセプトからつないで絶好機を作ったが、FWラファエル・ハットンが体制を崩しながら打ったシュートは左ポストに弾かれ、前半はスコアレスで終わった。

互いの積極的な攻撃は、後半も続いた。後半6分、G大阪はCKからDF半田陸が頭で合わせるもGK正面。一方のC大阪は同15分にMF香川真司が右から中央に運んで左足でシュートを打ち、同20分にはRハットンがボレーで狙う一進一退の攻防となった。

ようやく試合が動いたのは同25分。G大阪がCKの流れから、満田のパスをMFネタ・ラビがダイレクトで蹴り込んで今季2点目となる先制弾。けが人を出しながらも最後までその1点を守り切ったG大阪が、リーグ戦では18年10月以来となる敵地でのダービー白星を手にした。

最後まで前に出たC大阪は、同アディショナルタイムにFKからネットを揺らしたが、オフサイドで得点は認められず。リーグ6試合ぶり黒星を喫した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【G大阪】リーグ50度目の大阪ダービー制し勝ち点3 ネタ・ラビの決勝点で敵地7年ぶり白星