ドジャース対ホワイトソックス 1回裏ドジャース1死一塁、フレディ・フリーマンの適時二塁打て一気に生還する大谷(撮影・垰建太)

<ドジャース-ホワイトソックス>◇3日(日本時間4日)◇ドジャースタジアム

2試合ぶり31号を狙うドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」でスタメン出場し、早速先制のホームを踏んだ。

ホワイトソックス先発右腕、シバーレと対戦。0-0の初回第1打席では、フルカウントから外角高めに大きく外れたボール球を見て四球で出塁した。

一塁上では元同僚のバルガスと笑顔で会話。

次打者ベッツが一飛に倒れてなおも1死一塁からフリーマンが右翼線へ鋭い当たりの二塁打を放った。その間に大谷は一塁から激走し、悠々とホームイン。快足を飛ばし、貴重な先制のホームを踏んだ。

1点リードの3回先頭の第2打席もフルカウントから6球目大きく高めに外れたボールを見て四球で出塁。次打者ベッツの遊撃への強い当たりは遊ゴロ併殺になるかと思われたが、相手遊撃手がボールを落とす失策でオールセーフで好機を拡大。無死一、二塁から初回にも先制適時打を放ったフリーマンの左翼線への適時二塁打で2人は生還。大谷はこの日2度目のホームを踏み、今季86得点としてリーグトップを独走する。後続のコンフォートに2ランが飛び出し、この回4得点と5点差にリードを広げた。

4回の第3打席では、カウント2-2から87キロスプリット(約140キロ)に手が出ず、見逃し三振に倒れた。

大谷は試合前時点で打率2割8分6厘、30本塁打、56打点、12盗塁、OPS(出塁率+長打率).1・015としている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 大谷翔平、第3打席はスプリットに手が出ず見逃し三振 2得点で両リーグダントツ86得点