阪神対巨人 5回裏、選手交代を告げた巨人阿部監督(撮影・前田充)

<阪神3-2巨人>◇3日◇甲子園

巨人が首位阪神に痛恨の連敗を喫した。

甲子園で1点差負けの3連敗は、96年以来29年ぶり。この日は1回に幸先よく2点を先制するも、同点の9回に守護神マルティネスが崩れた。無死満塁から最後は豊田にサヨナラ犠飛を浴びて万事休す。開幕から続いていた連続無失点の球団記録は31試合で止まった。

前夜、就任2年目で初の退場処分となった阿部慎之助監督は、悔しさをにじませた。熱帯夜の惜敗続きに「最善は尽くせたかなと思いますけどね。昨日からの流れって、やっぱりなかなかひっくり返せなかった」と絞り出した。

8回まで毎回の安打で得点圏に再三、走者を進めた。4打数無安打のキャベッジを除き、スタメン野手は全員が安打をマーク。13安打も、終わってみれば追加点を奪えず2得点。同一カード3連敗は今季5度目で阪神戦は2度目となった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】阿部監督「流れって、やっぱりなかなかひっくり返せなかった」首位阪神に痛恨の3連敗