阪神対巨人 阪神先発の伊原(撮影・藤尾明華)

<阪神3-2巨人>◇3日◇甲子園

サヨナラ勝ちが決まり、阪神伊原陵人投手(24)は会心の笑みで喜びを分かち合った。蒸し暑いマウンドでの辛抱が報われた。「良くない中でもバックに助けられたり(阪本)誠志郎さんとのコミュニケーションで粘れた。リズムが悪くならないように意識しました」と反省交じりに振り返った。

初回に3安打で2失点。11度目の先発で初の初回失点だった。0-2の5回2死満塁をしのいで交代。自己最多の被安打9、四死球4を許しながら5回2失点と試合を壊さなかった。「2回以降、走者を出しながらゼロでいけたのが今日はよかったです」。中10日と初めて登板間隔が空いた。ナイターの先発もプロでは初めてだったが影響は「全然ない」と頼もしい。未体験のプロ野球の「夏」も頼れる存在になりそうだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】夏もいけるぞ!伊原陵人「良くない中でも粘れた」酷暑の中で5回2失点、我慢報われた