DeNA対中日 4回裏DeNA1死、井上は右越えソロ本塁打を放つ(撮影・鈴木正人)

<DeNA-中日>◇3日◇横浜

前夜のヒーローDeNA井上絢登内野手(25)が“宇宙規模”の躍動ぶりだ。技ありの2試合連続ホームランで勝ち越しに成功した。

3-3の同点の4回1死、中日マラーに追い込まれながらも、外角低めのスライダーをたたき切った。スピンがかかった打球は右翼ポール際ギリギリに飛び込む勝ち越しの2号ソロ。ベンチに戻ると両手指を天に掲げる“宇宙ポーズ”でチームメートと喜びを分かち合った。

井上は「2ストライクと追い込まれていたので、しっかり強く当てることを決めてスイングしました。グッドなスイングだったと思います!」と汗を拭った。

1点を追う1回2死二塁からの第1打席では、弾丸ライナーが右翼へ一直線。あまりの打球の速さに右翼・上林のグラブをはじき飛ばして同点適時打とした。1回に先制3ランを被弾した今季初登板の小園健太投手(22)を援護し、プロ初勝利へ後押しした。

前日の同戦から1軍昇格すると、即スタメンに名を連ねると、1回2死満塁の今季初打席でプロ初本塁打となるグランドスラム。ド派手な初アーチでお立ち台に上がると、天然キャラから生まれた愛称「宇宙人」にちなんで2度、「宇宙ー!」と叫び、お決まりの「アイラブヨコハマ~!」と叫ぶシーンでも「アイラブヨコハマ宇宙ー!」と叫んでチームメートを大爆笑させていた。乗りに乗る若きスラッガーの勢いは止まらない。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】井上絢登プロ1号から2戦連発勝ち越し弾 ベンチで“宇宙ポーズ”第1打席は弾丸適時打