【日本代表】川崎F山田新「お互い高め合えている」 下部組織の同期で盟友FW宮代大聖と初選出
日本サッカー協会(JFA)は3日、千葉市内で7日から韓国で開催される東アジアE-1選手権(7~16日)に臨む日本代表メンバーを発表した。川崎フロンターレFW山田新(25)、ヴィッセル神戸FW宮代大聖(25)らが初選出された。国際サッカー連盟(FIFA)の定める国際マッチデー(IMD)ではないため、クラブに派遣義務がなく海外組の招集はできず、国内組で挑む。1年後に迫るワールドカップ(W杯)北中米大会に向けた新戦力発掘を目指す。
日本代表の森保一監督(56)は「優勝連覇を目指して大会に挑みたいと思っています。選手たちには結果にこだわることはもちろんですけど、Jリーグを代表して今回日本代表ということでプレーしてもらいますので、Jリーグ国内の誇りを持って戦いに挑んでもらいたい」と語った。8日に香港、12日に中国、15日に韓国と対戦する。
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〇…FW宮代とFW山田の盟友コンビがそろって初選出された。川崎Fの下部組織で育った同期。高卒でトップ昇格した宮代は昨季神戸へ移籍しブレークし、大卒経由で川崎Fに戻った山田も昨季19得点と爆発した。異なるキャリアを歩みながら代表の舞台で再会。山田は「自分が選ばれるとなってまず大聖がいるか気になった。お互い高め合えている」とうなずいた。宮代は「自身の強みを最大限発揮できるように頑張ってきます」と力を込めた。