【日本代表】森保監督「未来の日本にとってプラスに」と中村&宇野&大関の若手初選出を説明
日本サッカー協会(JFA)は3日、千葉市内で東アジアE-1選手権に臨む日本代表メンバー26人を発表した。
会見に出席した森保一監督(56)は、初選出となったFW中村草太(22=サンフレッチェ広島)、MF宇野禅斗(21=清水エスパルス)、MF大関友翔(20=川崎フロンターレ)の若手フィールドプレーヤー3選手を選出した理由を説明した。
ルーキーながら広島で1試合をのぞくリーグ21試合に出場し、2ゴールを記録している中村については「局面でのスピード感、アジリティ能力を生かして局面をはがしていくというところ、ゴールに向かってプレーできるというところを、この国際試合の厳しい戦いの中でも発揮してもらいたいと思うし、その強みをさらに磨いてもらえるように」と期待。清水で不動のボランチとして出場を続け、ハイパフォーマンスを見せる宇野には「攻撃にも守備的にもプレーでき、一緒に組む選手との兼ね合いで臨機応変に中盤で攻守に渡ってプレーに関われる。運動量多く、中盤の奪取能力を生かしながら、前線のチャンスに絡むというところはこの代表チームの中で生かしてもらいたい」と高く評価した。
大関については、より丁寧に説明。「川崎ではレギュラーと言えるような起用のされ方ではないかもしれないが、試合に出た時の存在感、ボールを受け、そこからチャンスに絡んでいくというところ、自分がフィニッシュにも絡んでいけるというところは、この代表のレベルでも戦力として十分できると思っている」と与えられた時間の中で、持ち味を発揮しているところも評価。「レギュラーとして出てない選手を代表に選ぶということはどうかという意見もあるかとは思うが」と前置きしながらも、「レギュラーと同等の力を持ってると思うし、ACLエリートでの川崎の素晴らしい戦いの中で、彼もレギュラーの1人として高いパフォーマンスを発揮していたことを見れば、招集させてもらうことが今の日本にとって、そして未来の日本にとってプラスになる」と話した。