【日本代表】川崎Fの20歳MF大関友翔が驚き初選出「選ばれただけでは意味ない」高井幸大と同期
日本サッカー協会(JFA)は3日、千葉市内で7日から韓国で開催される東アジアE-1選手権(7~16日)に臨む日本代表メンバーを発表した。28年ロサンゼルスオリンピック(五輪)世代のU-20日本代表の川崎フロンターレMF大関友翔(20)が初選出された。
オンラインで取材に応じた大関は「選ばれたと聞いて驚きもあり、うれしい気持ちでいっぱいです。なかなかU-20とか世代別(代表)は入ってきたけどA代表はまだ届かない場所だと思っていたのでE-1ですけど驚いた」と素直な気持ちを明かした。
クラブではMF脇坂泰斗主将(30)の壁に阻まれてレギュラー奪取には至っていない。それでも339分と短い出場時間で2得点1アシストと結果を残したことが評価された。「W杯に向けてアピールになる。A代表として、国を背負う以上負けて良い試合はない。国を代表して戦いたい」と意気込んだ。
昨年9月からA代表に選出されているDF高井幸大(20)は下部組織時代からの同期。「常に前を行っている」とその存在を語っていたが、今回A代表の舞台にたどり着いた。トットナム移籍が迫る偉大なチームメートからは「おめでとう」とだけ言葉をかけられたという。「近づいた感覚はあるけど差は大きい。近づけるチャンスだと思う。選ばれただけでは意味ない。試合に出て勝利に貢献できるようにがんばりたい」と力を込めた。