選手間投票でオールスターに選出され、笑顔で会見を行うソフトバンク山川(撮影・岩下翔太)

ソフトバンク山川穂高内野手(33)が3日、「マイナビオールスターゲーム2025」(7月23日=京セラドーム大阪、同24日=横浜スタジアム)に選手間投票で選出された。この日、みずほペイペイドームで会見に出席し「(選出に)ちょっとびっくりです。選ばれたことは光栄に思います」と2年連続6度目の球宴出場に喜びを口にした。

注目ポイントに「甲斐キャノン対山川の足ということでやりたい」と挙げた。山川は西武時代だった19年8月17日のソフトバンク戦でプロ初盗塁をマークした。2死一、三塁の状況から千賀(現メッツ)-甲斐(現巨人)バッテリーから成功させており「通算で1個走ってますけど、ピッチャー千賀でキャッチャー甲斐から盗塁しています。それは孫の代まで自慢する。(甲斐)拓也がキャッチャーなら塁に出たら絶対に走りたいなと思います」と意気込んだ。

また、遊撃部門では楽天のルーキー宗山も選出され、山川は「新しく選ばれた選手、話したことのない選手もいると思うので。美容についてちょっと宗山くんに聞きたいなと思います」と笑顔で話した。

今季は3日の試合前時点で打率2割5厘、11本塁打、35打点。交流戦終盤にはリフレッシュを兼ねて登録抹消もあったが、リーグ戦再開と同時に1軍復帰した。復帰後は5試合で4安打を放っており、うち2本は本塁打。2日の日本ハム戦では0-1の9回に逆転サヨナラ2点打を放った。復調気配にあるスラッガーは「ホームランを狙って頑張ります」と2年連続の球宴アーチも誓った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【球宴】ソフトバンク山川穂高が選手間で選出 アーチに盗塁も狙う?「甲斐キャノン対山川の足」