【球宴】巨人山崎伊織が選手間投票で2年連続選出 甲斐拓也はセでは初、吉川尚輝は初選出
巨人の3選手が3日、「マイナビオールスターゲーム2025」(7月23日=京セラドーム大阪、同24日=横浜スタジアム)に選手間投票で選出された。
山崎伊織投手(26)は2年連続の舞台。今季は開幕から36イニング連続無失点のセ・リーグ記録を樹立するなど、投手陣の軸として活躍を続ける。「普段敵のチームの方と一緒に試合をしますし、すごい選手たちが来ると思うので、いろんなことを吸収したい」と抱負を語った。
昨年は登板時の写真が、同い年で当時育成の巨人山崎友輔投手に間違えられる出来事があった。「ビジョンの写真が僕じゃなかったので。まあ、今年も自分でなくてもいいかなと思いますけど」とうそぶきながら、しっかりと投球でも存在感をみせる。
捕手部門でも選出された甲斐拓也捕手(32)は「普段交流のない選手と交流できる時間だと思いますし、シンプルに野球を楽しめる試合になるかなと思う」と胸を躍らせた。ソフトバンク時代に3度のオールスター出場経験があるが、セ・リーグの選手として出場するのは初めてになる。
吉川尚輝内野手(30)は初の舞台に「伊織とかに聞いて楽しみ方とか聞きたいと思います」とまずは情報収集から。昨季ゴールデングラブ賞受賞の守備、さらに今季は4番も任される好調な打撃でのプレーも期待される。「ファンの人たちに楽しんでもらえるようなプレーが出来るように頑張りたいなと思います」と心待ちにした。
甲斐はファン投票で選出されており、山崎、吉川は新たに出場が決まった。