阪神対巨人 巨人阿部監督はオーダー交換を終えベンチに戻る(撮影・上山淳一)

<阪神1-0巨人>◇2日◇甲子園

巨人が、阪神に2試合連続の1点差負けで連敗を喫した。対阪神戦は早くも10敗(4勝)に達した。

打線は序盤から走者を出しながら、あと1本が出ず。0-0の8回、代打で起用されたトレイ・キャベッジ外野手(28)が二塁への内野安打で出塁。1番丸が犠打で1死二塁とチャンスを拡大したが、オコエ、泉口が凡退した。

0-0の8回2死一、二塁では、大山の遊撃への打球がイレギュラーし、遊撃の泉口の左胸に当たって二塁方向へ。二塁走者の阪神森下が三塁を回って、ホームに突入し、1度はアウトが宣告されたが、阪神藤川監督がリクエストし、リプレー検証の末にセーフに覆って、先制を許した。

阿部慎之助監督(46)は投手交代を告げる際に、球審へリクエストの結果に抗議し、監督就任後初の退場処分を受けた。二岡智宏ヘッド兼打撃チーフコーチ(49)が、監督代行を務めた。

巨人にとっては後味の悪い黒星を喫し、首位阪神との差が5・5ゲーム差に開いた。試合後、阿部監督は「あと1本ってずっと言ってるんだけど、そこをみんな必死に打とうと思ってる結果だから。とにかく明日はね、負けられないんで、また切り替えてやるしかないです」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】阪神に2戦連続1点差負けで10敗目、首位阪神と5.5差「あと1本ってずっと…」阿部監督