ソフトバンク対日本ハム 9回裏ソフトバンク1死一、三塁、山川の左越え二塁打で一塁走者の緒方が本塁アウトの判定にソフトバンク小久保監督がリクエストし、映像を見てサムズアップを見せる日本ハム新庄監督(撮影・岩下翔太)

<ソフトバンク2-1日本ハム>◇2日◇みずほペイペイドーム

日本ハムが今季5度目のサヨナラ負けを喫した。

初回の1点をずっと守ってきた先発の加藤貴之投手(33)が9回もマウンドに上がるも安打、犠打、安打で1死一、三塁とされ、山川に左翼フェンス直撃の適時二塁打を浴びた。三塁走者が生還して同点。一塁走者はアウト判定だったが、ソフトバンク小久保監督のリクエストでリプレー検証が行われた結果、判定が覆ってサヨナラ負けとなった。

打線は8回に無死満塁の大チャンスで無得点に終わったのが痛かった。

新庄剛志監督(53)の試合後の一問一答は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇

「(リクエストで判定が覆った最後のクロスプレーは)セーフか? アウトに見えましたけどね。まあ審判が言うなら、仕方ない。(加藤貴は)いいピッチングしてましたけどねぇ。(前夜は0-1で敗れたため)『完封返し』したかったけど。まあ、こればっかしは。打った山川くんもね、あの場面でなかなか打てるもんじゃないですけどね。いい中継プレーもしましたけどね」

-紙一重だった

「こういう時もあります」

-8回無死満塁で1点でも取れていれば…

「う~ん…ああいう結果になると、なんか作戦で1点取りに行ってもいいかなと思うんですけど、(無死満塁で打席に立った)矢沢くんは、なんかしてくれそうだからね、打たせましたけど。まあ、後悔がないように打たせた結果なんで、それは仕方ない」

-加藤貴はずっといい投球が続いている

「もう今日は、最後まで行かせようっていう。みんながね、完投してるから。それは行かせないと」

-9回一、三塁になった時もベンチでは最後まで任せる考えで一致

「もちろん、もちろん。それがウチの野球なんで」

-久々に連敗

「それはあんま…連敗したって感じしないね。いいゲームしてるから。明日、やります」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】新庄監督「セーフか?」リクエストでサヨナラ負けも「仕方ない」/一問一答