日本サッカー協会のエンブレム

日本サッカー協会(JFA)は2日、都内で技術委員会を開催し、指導者ライセンス失効から再取得までの猶予期間が従来の4年から30年に緩和されることが決議された。

これまでは指導者ライセンスの保有資格の更新には、登録料の支払いとともに、プロライセンスが2年、A~Cライセンスは4年間で40ポイントのリフレッシュポイントの取得が必要だった。さまざまな事情でこの条件をクリアできないケースがあり、毎年のライセンス取得者と同数程度、失効者が生まれてしまっていたという。

この課題解決に向けて、これまでは失効してから資格復活の猶予期間が4年だったが、30年に拡大された。影山雅永技術委員長は、「勉強してもらいますけど、緩和してサッカーファミリーから出さないようにした。毎回ちゃんと更新してほしいんですけど、いろいろな方に指導に戻っていただく点では大きな変更」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 指導者ライセンス失効から再取得までの猶予期間を4年から30年に変更 JFA技術委員会