パドレス・ダルビッシュ有(2025年6月17日撮影)

パドレスのダルビッシュ有投手(38)が1日(日本時間2日)、自身と球団基金の寄付で実現した慈善事業のオープン式典に出席した。球団が公式SNSにその様子を投稿した。

この慈善事業は一昨年11月に死去した前オーナーのピーター・サイドラー氏の遺志を受け付いて行われたもので、サンディエゴの子ども療養施設「ロナルド・マクドナルド・ハウス」にパドレスのクラブハウスを再現した娯楽スペースなどを増築し、病気治療に取り組む子供たちとその家族に楽しめる空間を提供した。室内にはダルビッシュの実寸大の写真が目盛り付きでプリントされた壁があり、子供たちが身長を測ることができるなど、実用的かつ楽しめる空間となっている。

また右肘の炎症で開幕から負傷者リスト入りしているダルビッシュはこの日、傘下1Aレークエルシノアの球場で投球再開後4度目の試合形式の登板を行った。前回の試合形式は6月25日に同地で3回、51球を投げたが、この日は4回、60球めど。レークエルシノアの球団公式SNSが、その様子を投稿した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ダルビッシュ有が球団基金と共同で取り組んだ慈善事業オープン式典出席 4度目の試合形式登板も