阪神対巨人 力投する阪神先発の才木(撮影・前田充)

<阪神2-1巨人>◇1日◇甲子園

阪神才木浩人投手(26)が5回5安打5三振無失点で今季6勝目を手にした。今季の対巨人戦は完封を含め3戦3勝。昨年8月31日(甲子園)の初回に2点を失ったが、それ以降は「0行進」。31イニング連続無失点となった。

「粘りながらでしたけど、とりあえずゼロでいけたのは良かった。中継ぎに負担かけて申し訳ない」。今季最短5回だけに降板勝利への悔しさをにじませた。

最大のピンチは4回。先頭泉口に中前打を許し、1死から増田陸、中山の連打で満塁を背負った。坂本を空振り三振、岸田を遊飛に仕留めて乗り切った。「結構ギア入れて投げられたのでそこは良かった」。兵庫県に熱中症警戒アラートが出る悪条件も、汗を拭い91球を投げ抜いた。

開幕からまかされた6連戦初戦の定位置は変わらない。「次回は長いイニングを任せてもらえる投球ができるように頑張ります」。白星の中でも、昨季4完投のイニングイーターは復権をにらんだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】才木浩人が今季最短5回5安打5Kで6勝目 31イニング連続無失点は継続中