西武与座海人(2025年6月21日撮影)

<オリックス3-0西武>◇1日◇那覇

西武が沖縄でのオリックス2連戦の初戦を落とした。

沖縄県出身の与座海人投手(29)は試合序盤から走者を許しながら粘っていたものの、6回2死からオリックス西野に先制ソロを許すと、8回先頭の来田にもソロを被弾した。

ここまで地元沖縄では2試合に登板し白星がなかったが、この日も凱旋(がいせん)勝利とはならなかった。

打線はオリックス・エスピノーザに詰まらされる打球が多く、6回まで散発4安打。7回に1死満塁と逆転のチャンスを作ったものの、打順が8番牧野翔矢捕手(24)に回り、首脳陣は代打を出さなかった。

与座が8回のマウンドへ向けて準備をしており、一般的に捕手を代える決断が難しいケースではあった。

結果的に、代わったオリックス2番手山岡に対し、牧野は翻弄(ほんろう)されての空振り三振。9番源田も中飛に倒れた。オリックス来田の2失点目となったソロがその直後だっただけに、ダメージも大きかった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】沖縄でのオリックス2連戦の初戦落とす 与座海人3度目の地元登板も凱旋勝利ならず