記念撮影する元阪神バース氏(左)と阪神佐藤輝(バース氏提供)

<阪神-巨人>◇1日◇甲子園

元阪神のランディ・バース氏(71)が、阪神では自身以来となる佐藤輝明内野手(26)のホームラン王獲得へ太鼓判を押した。

この日は球団創設90周年企画「タイガース レジェンズデー」の第4回として開催。スペシャルゲストとして来場したバース氏は、佐藤輝と対面したことを明かした。偶然にも同じ3月13日生まれ。「少しだけ話したんですけど、『いい誕生日になりますね』と言ってくれました。本当にナイスガイです」と人柄を絶賛した。

ホームラン王へのアドバイスを聞かれると「引っ張るのだけではなく、広角にボールを打って、本当に強い打球をレフトの方向に打てばホームランが増えますし、ホームラン王になれるかなと思います。これからの佐藤選手の活躍を見るのが楽しみです」と助言。「佐藤選手に関して言うと、十分な力を持っている選手なので、ラッキーゾーンがあるかないかというのは関係ない。いいスタートを切ってるので、最後ゴールテープを切るまで頑張れば大丈夫と思います」。自身が2年連続で輝いた86年以来の3冠王へ、太鼓判を押した。

この日のイベントのテーマは「バックスクリーン3連発」で、85年の優勝時にクリーンアップを組み、巨人戦で3者連続アーチを記録したバース氏が、掛布雅之氏(70)、岡田彰布氏(67)の3人が試合前にグラウンドに登場。1人1人が打席に入って、ホームランシーンを“再現”するという演出でファンを沸かせた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】バース氏が佐藤輝明へ自身以来の本塁打王太鼓判「ナイスガイ。ラッキーゾーンは関係ない」