インテルに勝利し、抱き合って喜ぶフルミネンセの選手たち(AP)

<クラブW杯:インテル0-2フルミネンセ>◇6月30日(日本時間7月1日)◇決勝トーナメント1回戦◇バンク・オブ・アメリカ・スタジアム

FIFAクラブワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)で、F組2位のフルミネンセ(ブラジル)が欧州チャンピオンズリーグ(CL)準優勝のE組1位インテル・ミラノ(イタリア)を2-0で破り、8強入りを決めた。

一瞬の隙を突いて先手を取った。前半3分、右サイドからのクロスが相手DFに当たり、ふわりとした軌道に変わると、FWヘルマン・カノ(37)がいち早く反応して押し込んだ。電光石火の先制劇でリードした。

その後は元ブラジル代表DFチアゴ・シウバ(40)を中心に体を張った守備で相手の攻撃を防ぐ。GKのファインセーブやゴールポストにも助けられて失点を許さずに時計の針を進めると、後半追加タイム3分にMFエルクレスが左足ミドルを沈めて試合を決定づけた。

準々決勝でマンチェスター・シティー(イングランド)とアルヒラル(サウジアラビア)の勝者と戦う。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【クラブW杯】チアゴ・シウバ擁するフルミネンセ、欧州2位インテルを2-0撃破で8強入り