阪神球団旗(撮影・上山淳一)=2023年7月21日、甲子園球場

阪神は首位で7月戦線に入ることが決まった。6月を2連勝で締めて貯金9、2位広島に3・5ゲーム差をつけている。7月1日に巨人を甲子園に迎える。

優勝した23年も首位で7月に入ったが、2位DeNAとはわずか1・5ゲーム差だった。貯金は11あった。3位広島とは2ゲーム差、4位巨人とは4・5差と、今年と同じ複数チームによる混戦。8月に10連勝で抜け出した。

昨年はチーム状態が悪かった。首位広島と4ゲーム差の4位で6月終了。6月ラストの試合は今回と同じ神宮だったが、4点差をひっくり返される大逆転負け。4位に転落し、勝率もちょうど5割になった。

ブルペンとの意思疎通の不足や走塁判断などに岡田彰布監督があきれ返り「1つの負けですまんよ。大変な負けやで、こんなん」とコメントした。

その後持ち直し、巨人と最後まで優勝を争った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】6月終了時の状況は優勝の23年と似ている? 昨年は「大変な負けよ」の黒星で7月へ