川崎F三浦颯太(2025年4月2日撮影)

<明治安田J1:東京V1-0川崎F>◇29日◇第22節◇味スタ

川崎フロンターレが東京ヴェルディを崩し切れず、0-1で敗れた。

森保一監督が視察する中、日本代表歴ある左サイドバックの三浦颯太(24)が最初の決定機を演出した。前半13分、左サイドからゴール前中央へ入ったFW神田へ左足で絶妙なピンポイント・クロスを配給。ヘディングシュートはゴールバーを超え、先制点とはならなかった。

その後、中を閉じる東京Vの組織的な守備に対し、大外に張りだし、ドリブルで切り込む場面もあったが、複数選手に対応されて突破はできなかった。

三浦は「(前半13分の場面は)あれが入っていたら、と言っていたらキリがない。いいシーンは作れていたし、押し込んでいたけど焦ってしまった。悔しい試合になった。僕のところで相手シャドーをはがしたかったが、シャドーの選手が頑張ってきたので難しく考えてしまった」と反省した。

東アジアE-1選手権の選考候補となりそうだが、「チームの勝利にあまり貢献できていないのでまずはチームのことに集中したい。(代表は)選ばれたらできる限りのことをやりたい」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【川崎F】三浦颯太、絶妙クロスで決定機演出も「あれが入っていたら、と言ったらキリがない」