巨人対DeNA 2回裏巨人無死、中山(右)は右越えにプロ1号となる先制ソロ本塁打を放ちベンチのナインの祝福を受ける(撮影・小沢裕)

<巨人-DeNA>◇29日◇東京ドーム

巨人中山礼都内野手(23)がプロ初本塁打を放った。

「6番左翼」でスタメン出場。両チーム無得点の2回無死、2ボールからDeNA先発ジャクソンの150キロ真ん中直球を強振すると、打球は右翼スタンド中段に飛び込んだ。ダイヤモンドを一周すると、満面の笑みでチームメートとハイタッチ。攻撃が終了し、左翼の守備位置に就いた際には右翼スタンドからの「礼都コール」に帽子を取って応えた。

中山は今季、試合前時点で46試合に出場して打率2割3分9厘、5打点の成績を残していた。24年のCSファイナルステージ第5戦で本塁打を放っていたが、レギュラーシーズン公式戦ではうれしい初アーチとなった。

名前の由来はイチロー氏や高橋由伸氏で「超一流の選手はライトを守っていることが多いから」。そのライトにメモリアル本塁打を放った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】5年目中山礼都、プロ初本塁打 名前由来の「ライト」へ 祝福され笑顔はじける