大谷翔平、10球投じた直球の半分が160キロ超え 復活後自己最速の164キロでねじ伏せる
<ロイヤルズ-ドジャース>◇28日(日本時間29日)◇カウフマンスタジアム
ドジャース大谷翔平投手(30)が、今季3度目の登板で復活後の最速を更新する101・7マイル(約164キロ)をマークした。
全27球のうち、直球は10球。初回に1安打1四球で1死一、二塁とされたが、パスクアンティノには160キロ超えの直球を3連発。2ストライクから今季最速の101・7マイル(約164キロ)の直球で二ゴロ併殺に打ち取った。2回も1死からカグリオンへの初球に99・9マイル(約161キロ)をマーク。10球投じた直球のうち、5球で160キロ超えをマークした。
663日ぶりの二刀流復活となった16日(同17日)のパドレス戦での最速は100・2マイル(約161キロ)。3度のライブBPの最速は97マイル(約156キロ)前後だったが、それを上回る球速を連発した。大谷は試合後、球速について「なるべく95~96(マイル)ぐらいで投げたいなとは思ってたんですけど。やっぱり試合のレベルでマウンドに行くと、上がってしまうのかなっていうのはあった」と話していた。
22日(同23日)のナショナルズ戦の最速は98・8マイル(約159キロ)だった。