枚方戦前のウオーミングアップでシュートを放つ鈴鹿FWカズ(撮影・永田淳)

<JFL:枚方3-0鈴鹿>◇28日ダイヤ第14節ダイヤたまゆら陸上競技場

JFLのFCティアモ枚方対アトレチコ鈴鹿が行われ、アウェーの鈴鹿は0-3で敗れた。

鈴鹿は前半17分に直接FKを決められて先制を許すと、同26分と後半14分にも失点して完敗した。

FWカズ(三浦知良、58)はメンバー入りしたが、最後まで出場はなかった。

試合後、取材に応じたカズは「気持ちとしては、いつもの試合と変わらない気持ちできたけど、こういう展開で一方的な試合内容になってしまった。ティアモがいいゲームをしていたと思う」と振り返った。

7月6日に行われる次節のヴィアティン三重戦(三重交通Gスポーツの杜鈴鹿)は、自身のプロ40周年特別記念試合として開催される。冠試合には「クラブ関係者、スポンサーといった試合に協力してくれる方々に感謝したい。40周年記念という試合を公式戦でやるというのは、なかなかない」と周囲への感謝を口にした。

しかし直後には、そこに出場するための準備が重要になると強調。「今日も試合に出なかったわけですから、その試合に出られるかどうか今の状況では分からない。しっかり自分がいい準備をしたい。楽しんでもらえるような試合をやりたいので、たくさんの応援を待っています」と状態を上げ、主役として盛り上げることを誓った。【永田淳】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【JFL】カズはベンチ入りも出場せず…7・6のプロ40周年記念試合へ「しっかりいい準備を」