ロイヤルズ対ドジャース 1回表ドジャース無死、先制ソロ本塁打を放った大谷はポーズを決める

<ロイヤルズ4-5ドジャース>◇27日(日本時間28日)◇カウフマンスタジアム

28日(日本時間29日)に先発するドジャース大谷翔平投手(30)が、勝利投手になるには5回を投げることが絶対条件。ブルペンデーで短いイニングでつなぐケースでは、2番手以降であれば勝利投手になる可能性がある。

先発の大谷がリードした状況で1~2回で降板し、複数の救援投手でつないで勝利した場合は、2番手以降の投手で、勝利をもたらすのに最も効果的な投球を行った投手が勝利投手になる。

大谷の3試合目の登板について、デーブ・ロバーツ監督(53)は「2回まで彼がいくのが我々のプラン。球数やストレスなどを考慮するが、2回までいければ、我々にとってボーナスになると思う」と球数や状況に応じて臨機応変に対応する考え。5回未満のイニングになることが確実で、白星を挙げるのはまだ先になりそうだ。

一方でオールスターなどでは、先発して1イニング投げた投手が勝利投手になるケースもある。野球規則9・17(e)に「オールスターゲームのような場合は、勝利チームが試合の最後までリードを保った時、そのリードを奪った当時投球していた投手(先発または救援)に与える」(要約)と記載されている。21年のオールスターに大谷はファン投票で指名打者(DH)として、選手間投票では投手として、史上初の投打二刀流で選出された。「1番DH兼投手」で出場し、投げては最速161キロで1回を3者凡退に抑え、勝利投手になった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 大谷翔平が勝利投手になるには…28日先発、ロバーツ監督「2回までがプラン」、白星はまだ先か