【巨人】阿部監督「あれで勝ったようなもの」甲斐の盗塁阻止称賛 阪神と3・5差「しがみついて」
<巨人-DeNA>◇28日◇東京ドーム
巨人がリーグ戦再開後、2連勝をかけてDeNAとの第2戦に臨む。
前日27日の同戦は投打がかみ合い、快勝した。先発の山崎伊織投手(26)が7回途中4安打無失点。打線は6回に泉口友汰内野手(26)の左犠飛で先制すると、8回には4番吉川尚輝内野手(30)の中前適時打などで3点を加えた。試合を決定づける4番の一打に阿部慎之助監督(46)も「すごく大きな追加点になりましたし、素晴らしいバッティングをしてくれた」と称賛した。
流れを引き寄せるビッグプレーもあった。8回の守備では甲斐拓也捕手(32)が1死一塁からDeNA代走・三森の二盗を阻止。指揮官も「あれが大きいプレーだったね。あれで勝ったようなもの」と振り返った。
チームは2位に浮上し、首位阪神とのゲーム差も3・5に縮めた。阿部監督は「まだまだね、ゲーム差もそんなあるわけでもないし、とにかくしがみついていく」と、この先もチーム一丸で戦い抜く覚悟を示した。