【C大阪】7・5大阪ダービー完売で今季最多動員確実 リーグ戦50度目の記念試合へ本格始動
セレッソ大阪は28日、大阪市此花区舞洲での練習を一般公開。7月5日の対戦でリーグ戦通算50試合目となるガンバ大阪戦(ヨドコウ)へ本格始動した。
この日は土曜日のため、朝から約500人のサポーターが詰めかけた。
初対戦から31年がたつ伝統の大阪ダービーは、今回が大きな節目。6月12日の時点でチケットは完売し、当日券の販売もない。今季2度目の観客2万人台はもちろん、最多動員が確実視されている。
リーグ戦の対戦成績は、C大阪の通算18勝7分け24敗と負け越すが、最近の6年は12試合で9勝2分け1敗と圧倒。ホームでは尹晶煥監督時代の18年10月6日に負けて以来、6戦無敗(4勝2分け)で現在は3連勝中。
C大阪は今季、開幕序盤こそ降格圏に低迷したものの、最近9試合は6勝2分け1敗と好調を維持。
順位も前節の時点で8位まで浮上しており、アーサー・パパス監督(45)は「後ろ(下の順位)を見ない。ここからとことん、前だけを見て進んでいく」と号令を出している。
今回の大阪ダービーで、C大阪は50試合目の対決を記念して「50」の数字をデザインしたロゴを、ユニホームの胸に付けて出陣予定。
アウェーで迎えた今季開幕G大阪戦では、5-2の大勝。C大阪にとっては大阪ダービー最多得点となる歴史的勝利で幕を開けた。あの対戦から約5カ月がたち、記念試合の今回は2年ぶりのシーズンダブルを目指す。
◆大阪ダービー Jリーグでも両サポーターによる屈指の熱さが有名な大阪ダービーは、95年5月3日に初対戦。C大阪はブラジル人のエミリオ監督の下、当時のホーム長居第2陸上競技場で1-0と勝利を飾った。通算49度の対戦は18勝7分け24敗。ルヴァン杯と天皇杯、ACLを合わせた全公式戦の通算は24勝12分け29敗で、今回が66度目となる。