大谷翔平、第3打席で打球速度181キロ弾丸タイムリー三塁打 第1打席で29号先頭打者弾
<ロイヤルズ-ドジャース>◇27日(日本時間28日)◇カウフマンスタジアム
ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」でスタメン出場。第1打席で2戦連発となる29号先頭打者アーチを放ち、第3打席で適時三塁打を放った。
第1打席はルーキー左腕キャメロンと対戦。1度もバットを振らずにカウント1-2と追い込まれたが、4球目の内角78・1マイル(約126キロ)のチェンジアップを右翼席へ運び、2試合連発の29号先頭打者アーチとした。
打球速度は110・4マイル(約178キロ)、飛距離429フィート(約131メートル)、角度は35度だった。試合前時点でヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)と28本塁打で並んでいたが、これで単独2位に躍り出た。
第2打席は3-4の3回無死、カウント3-1から外角へ逃げるスライダーを見送り、四球で出塁した。1死からT・ヘルナンデスの遊ゴロで二塁封殺となった。
第3打席は3-4の5回無死一塁、カウント1-1からの直球を右中間へ運び、快足を飛ばして一気に三塁を陥れた。今季7本目の三塁打となり、一走キケ・ヘルナンデスが同点のホームを踏んだ。打球速度112・4マイル(約181キロ)の痛烈な打球だった。
大谷は続くベッツの中前打で勝ち越しのホームへ生還した。
今季は試合前時点で打率2割9分1厘、メジャー2位タイ、リーグ単独トップの28本塁打、52打点、11盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.025としている。
投手としては復帰戦となった16日(同17日)のパドレス戦で28球、22日(同23日)のナショナルズ戦で18球、それぞれ1イニングに登板。次回登板は28日(同29日)のロイヤルズ戦を予定している。