大谷翔平が米スポーツ界のアカデミー賞「ESPY」で「男子ベストアスリート」2年連続候補入り
米スポーツ界の「アカデミー賞」と呼ばれる「ESPY賞」候補者が26日(日本時間27日)、発表され、ドジャース大谷翔平投手(30)が「男子ベストアスリート」部門で2年連続3度目の候補入りを果たした。「ベストMLB選手」の候補にも入った。
大谷はドジャース移籍1年目の昨季、自己最多の54本塁打で2年連続、ア、ナ両リーグで本塁打王に輝き、自己最多の59盗塁もマークして前人未到「50本塁打、50盗塁」を達成し3度目のMVPに満票で選出された。
今年の「男子ベストアスリート」候補はNFLビルズのジョシュ・アレン、NFLイーグルスのセイクワン・バークリー、NBAサンダーのシェイ・ギルジャス=アレクサンダーと大谷の4人。MLBでは大谷が、両リーグ最多の58本塁打で満票でMVPに選出されたヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)を押しのけ候補入りとなった。
「ベストMLB選手」の候補は大谷の他、ジャッジとドジャースのフレディ・フリーマン内野手、タイガースのタリク・スクバル投手が選ばれた。
大谷は22年に「男子ベストアスリート」に選出されており、3度目の候補入りで選出されれば2度目となる。「ベストMLB選手」には21年から4年連続で選ばれており、5年連続候補入りとなった。
今年の「ESPY」で日本人で候補入りしたのは大谷の他に「ベストボクサー」部門の井上尚弥となっている。
受賞者はファン、メディア、専門家らの投票によって決まり、7月16日(同17日)にロサンゼルスのドルビーシアターで発表および授賞式が行われる。