元期待の内野手レイズのフランコが14歳少女への性加害で有罪判決、執行猶予付2年間の拘禁刑に
レイズのワンダー・フランコ内野手(24)が26日(日本時間27日)、少女に性加害をした罪に問われていた裁判で有罪判決を受け、執行猶予付の2年間の拘禁刑を言い渡されたと複数の米メディアが伝えた。被害少女の母親も、フランコから金銭を受け取り、性加害にかかわった罪などで10年間の拘禁刑を科された。
フランコは2023年8月、少女と性的関係を持った疑惑がSNSで浮上。当時はメジャー3年目で初のオールスター出場を果たしたばかりで、成長株の若手として大きな期待がかけられていた時期だっただけに、米球界に衝撃を与えた。
疑惑は22年12月、母国ドミニカ共和国で、ネットで知り合った当時14歳の女性と性的関係を持ったという内容で、現地警察が捜査をした結果、22年12月に少なくとも2度、関係を持ったとされている。
フランコはMLBでは23年8月12日の出場を最後にチームを離脱し、24年7月からは制限リスト入り。レイズは21年11月にフランコと32年まで11年総額1億8200万ドル(約264億円)の長期大型契約を結んだが、制限リスト入りしている間は年俸支払う必要はなくなる。ESPN電子版によると、有罪となったフランコは米国内で2度と就労ビザを取得することができない可能性が高く、メジャーに復帰する可能性は絶望的。契約期間中は制限リストに入ったままとなる見込みだという。