【阪神】村上頌樹、ローテ再編でも「金曜日の男」27日ヤクルト戦で先発、リーグ最多8勝目指す
阪神村上頌樹投手(27)が両リーグ最多8勝を目指して27日ヤクルト戦(神宮)に先発登板する。チームでただ1人、開幕から中6日のローテーションで投げ続ける右腕に対し、藤川監督は「普通にやればいいですよ。自然体です」と信頼を込め、マウンドに送り出す。
再開されるリーグ戦に向け、阪神も先発ローテを再編した。ただ村上は、変わらない。金曜日のマウンドを守り続ける。雨天中止で土曜日にスライド登板したケースはあったが、翌週は再び金曜日を任せた。登板日固定に、村上は球団21年ぶりの開幕戦からの3戦3勝を含むリーグ最多7勝、7割7分8厘の最高勝率で応えてきた。「しっかりカード頭を取れるようにやっていきたいし、動いていないのは自分と才木だし、しっかり投げたいです」と結果を出し続ける。
通算3戦3勝と好相性の神宮は、23年9月1日、7回を無失点に抑えて9勝目を挙げて以来。交流戦では好投が報われず、登板3試合で勝ち星を伸ばせなかった。「自分は自分の仕事をしてチームが勝てるようにやりたいと思います」とタイガースを快勝に導く。【堀まどか】