【東京】GK野沢大志ブランドンのアントワープ完全移籍を発表「個人としても上をめざし」
FC東京は26日、GK野沢大志ブランドン(22)がベルギー1部アントワープに完全移籍することを公式サイトで発表した。
下部組織出身の野沢は18年から第2種登録選手となり、20年にトップ昇格。J3いわてグルージャ盛岡への期限付き移籍を経験しつつ、昨季から守護神に定着していた。
クラブを通じて「目に見える結果でクラブに恩返しできず、とてもふがいない気持ちです。まだまだ力不足な自分ですが、それでもひたすらチャレンジすることをこれからも止めず、ピッチ上でもピッチの外でも、見てくださっている方々に元気と励ましを与えられるように、また個人としても上をめざし続けて頑張っていきます」などとコメントした。193センチのサイズとシュートストップが武器。昨年1~2月のアジアカップカタール大会日本代表メンバーにも選出され、昨夏のパリオリンピック(五輪)にも出場した。28日の横浜FC戦を最後にチームを離脱する。試合後に場内を周回し、あいさつをするという。
【コメント全文】
今、このクラブに対して沢山の感謝があります。
自分がこのような人生を歩めているのは、自分だけのチカラではなく、このクラブをはじめ、たくさんの人々に支えられてきたからです。
この夏にヨーロッパでチャレンジすることを決断しました。
今までのように、これからも自分の人生にどんなことが起きるのか、どんな出会いがあるのかと考えると、とてもワクワクしています。
この先も感謝の気持ちを忘れず、プレーしたいと思います。
目に見える結果でクラブに恩返しできず、とてもふがいない気持ちです。
まだまだ力不足な自分ですが、それでもひたすらチャレンジすることをこれからも止めず、ピッチ上でもピッチの外でも、見てくださっている方々に元気と励ましを与えられるように、また個人としても上をめざし続けて頑張っていきます。
そして、何よりも人としてさらに大きく深く成長できるように1日1日を大切に過ごしていきたいです。
本当にFC東京には感謝しかありません。ありがとうございました!