山本由伸、標高1600メートルの“打者天国”でも「特に影響なくプレーできた」毎回奪三振で7勝目
<ロッキーズ1-8ドジャース>◇25日(日本時間26日)◇クアーズフィールド
ドジャース山本由伸投手(26)が、中5日でロッキーズ戦に先発し、5回1安打無失点の好投で今季7勝目を挙げた。
メジャー2年目で初めて「打者天国」と呼ばれる標高1600メートルに位置するロッキーズの本拠地で登板。空気抵抗が少ないため打球が飛び、変化球の曲がりも小さくなるとされる打者有利の球場だが「気になるほどのことは特になかった」と関係なかった。
ロッキーズ先発のドーランダーも5回まで無失点で息詰まる投手戦を演じた。
山本は最速153キロ直球に、カーブ、カットボール、スプリット、スライダー、シンカーを丁寧に投げ分けて毎回の奪三振を記録。6回に味方が3得点し、救援陣がリードを守って7勝目をマークした。
「変化球を低めに投げられました。初回少しストレートが外れていましたけど、落ち着いて投げられた」と振り返った。
特長のある敵地での登板となったが「初日入って多少違いは感じたかなと思いますけど、今日のピッチングは特に影響なくプレーできた」と語った。