7勝目山本由伸、初バッテリーの24歳ラッシングと好相性「初めてとは思えないほど、良さを…」
<ロッキーズ1-8ドジャース>◇25日(日本時間26日)◇クアーズフィールド
ドジャース山本由伸投手(26)が、中5日でロッキーズ戦に先発し、5回1安打無失点の好投で今季7勝目を挙げた。
1回はわずか10球で、1~3番の上位打線を3者凡退に封じ、最高の形でスタート。2回も2イニング連続の10球で3者凡退。5回まで1安打1四球無失点で6奪三振と完璧な投球。メジャー初完封のペースだったが、6回表のドジャースの攻撃中に雨で1時間28分の中断があって、降板が決まった。
山本にとって、5月26日(同27日)のガーディアンズ戦以来、約1カ月ぶりの白星。今季は16試合に登板し、7勝6敗、防御率2・61。
山本は、チームNO・1のトッププロスペクトとして期待されるダルトン・ラッシング捕手(24)と今季16試合目で初バッテリー。「初めてとは思えないほど、自分の良さを引き出してくれた」と息ピッタリ。
標高約1600メートルの高地で、空気抵抗が少ないため変化球の曲がりも小さく、ボールが飛びやすいとされる「打者天国」でもストライク先行の投球。投げていて空気抵抗などを感じたか問われると「気になるほどのことは特になく、変化球は低めに投げられた。初回少しストレートは外れてましたけど、ラッシングが良いように引き出してくれたかなと思います」と振り返った。