山本由伸、5回1安打無失点で約1カ月ぶり7勝目 豪雨で内野フライ見失う幸運な先制点
<ロッキーズ1-8ドジャース>◇25日(日本時間26日)◇クアーズフィールド
ドジャース山本由伸投手(26)が、中5日でロッキーズ戦に先発し、5回1安打無失点の好投で今季7勝目を挙げた。
1回はわずか10球で、1~3番の上位打線を3者凡退に封じ、最高の形でスタート。2回も2イニング連続の10球で3者凡退に封じた。
3回は2死から9番ヒリアードに初安打を浴びたが、1番フリーマンを中飛で無失点。4回は2番グッドマンからの上位打線を11球で3者凡退に封じた。
5回は先頭の5番エストラダに四球を与えたが、6番トグリアを投ゴロ併殺に抑え、7番モニアクをスプリットで空振り三振に抑えた。
5回まで1安打1四球無失点で6奪三振と完璧な投球。メジャー初完封のペースだったが、6回表のドジャースの攻撃中に雨で1時間28分の中断があって、降板が決まった。6回は2死二、三塁からマンシーの内野フライを豪雨のためロッキーズ内野陣が見失う幸運な先制点になった。
山本にとって、5月26日(同27日)のガーディアンズ戦以来、約1カ月ぶりの白星。今季は16試合に登板し、7勝6敗、防御率2・61。
6回以降はリリーフ陣がつなぎ、ドジャースは同地区のロッキーズに2連勝でカード勝ち越しを決定。前回カードのナショナルズ戦から3連勝を飾った。