【川崎F】19歳神田奏真初先発初ゴールなどで監督交代の新潟に3-1完勝で5位浮上
<明治安田J1:川崎F3-1新潟>◇第15節◇25日◇U等々力
川崎フロンターレが監督交代直後のアルビレックス新潟に3-1で完勝し、5位に浮上した。J1通算200試合出場のMF脇坂泰斗(30)の直接FKで先制し、初先発のFW神田奏真(19)が初ゴールを挙げた。終盤には途中出場のMF大関友翔(20)がダメ押しの3点目。ベテランFW小林悠(37)がJ1通算400試合出場を達成した。
記録ラッシュの勝利となった。前半12分に脇坂がゴール正面から直接FKをゴール左上に沈めた。チームメートからゆりかごダンスで11日に誕生した第2子を祝福された。
次は次世代エースが結果を残す。リーグ初先発となった神田が同35分にDFジェジエウの折り返しに反応して頭で押し込み加点した。28年ロサンゼルスオリンピック(五輪)世代でもあるU-20(20歳以下)日本代表のストライカーは、試合前までの今季出場時間が43分。なかなか出番に恵まれなかったが先発起用の期待に応えた。
2点リードの後半はやや受け身に回ったが、要所を締めた。後半23分には神田に代わって小林を投入。プロ16年目でJ1通算400試合出場の節目に到達した。後半追加タイム1分には右サイドに抜けだしたMF伊藤達哉(27)のクロスに途中出場のMF大関友翔が左足で決めた。
試合終了間際に失点したが、勝ち点3を積み上げた。