【DeNA】“対上位シフト”で巨人3連戦に助っ人3本柱投入へ バウアー中4日からの方針転換も
DeNAがローテーションを再編し“対上位シフト”を敷く。27日からの巨人3連戦(東京ドーム)はケイ、バウアー、ジャクソンが濃厚。翌週は阪神、翌々週は巨人との3連戦が待ち受ける金土日に、助っ人3本柱を投入する見込みとなった。
バウアーは22日ロッテ戦で来日ワーストの1回0/3、7失点でKO。中4日で120球超の熱投が続いており、小杉投手コーチは「球数は1回整理しましょうという話はしてます。MLBの時は中4日でも100球前後というところは守っていたし、かつ、さらに年を取っている」と疲労がたまっている可能性も考慮し、登板間隔や球数の方針転換を視野に入れた。41球で降板した22日の同戦から、中5日で28日巨人戦(東京ドーム)で向かうことになりそうだ。
バウアーは22日の同戦後、「状態は良く、思うような投球はできましたが結果に結び付かなかった。9回のうち8回ヒットになるというティー打撃でも起きえないことが起きてしまった」と不運を嘆いていたが、小杉投手コーチは「メカニクスの部分でエラーが起きているのではないかと検証していて、いくつかポイントが見えてきました」と改善点を見いだした。
23年のフォームと比較して本人にも提案済み。「ここを改善すればフォーシームの質も良くなるし、平均の球速もちゃんと戻るし、コマンドも良くなると思うので、それをやってみようと。今日のキャッチボールでもそれを意識してくれていた」と着手している。
大原チーフ投手コーチも「ここまで短い登板間隔で回って他の投手陣がそこまで疲労をためずにできているのは、彼のここまでの頑張りのおかげでもある」とバウアーの貢献に感謝しつつ「小杉コーチが言ったとおり、見えている部分もあるので、そこを詰めてやれれば」と話した。