練習を終え引き揚げる井上監督(撮影・森本幸一)

中日は25日、バンテリンドームでシート打撃など約4時間の練習を行った。2軍からも投手、野手を参加させた。仲地礼亜投手(24)は打者6人に対し1安打2奪三振。松木平優太投手(22)は打者8人に投げ無安打2四球1奪三振。ドラフト5位高橋幸佑投手(18)は打者3人に投げて無安打2奪三振だった。練習後の井上一樹監督(53)の一問一答は以下の通り。

-仲地、松木平が投げた

「いや、まだまだやな。仮に谷間が出来た時に、仲地をマツキをっていって、やっぱりそこで『うん』って感じにはならない」

-柳は2軍で2試合好投

「実際、もう1試合、2軍でしようかなっていうぐらいかな。で、結果を見て、その反動を見て、例えばもうファームの方からGOサインが出るのか、いや、ちょっと待ってくださいよって言うのか。預かってる人たちにまず判断を委ねて報告聞いてからだね」

-野手のファームからの参加組で目についたのは

「いやいや、新人だから森駿太と中村奈一輝か。うん、あいつらもまったく見てないわけじゃないし、オレも。で、育成の(川上)理偉と福元と味谷か。あの辺はもちろん俺もね。去年携わってた人間だから知ってるし。でも、育成の子とはいえ中村奈一輝とか今年の川上理偉がよう頑張ってるからね。この辺はちょっと。うん、確かに『見たってください』っていうふうに落合(2軍監督)さんが言うってことは、まあまあそれはオススメというか、なんとかしてあげたいという気持ちがあるっていうことだよね」

-高橋幸は

「(高橋)幸佑はもともとね、春のキャンプ、高校生ながらも1回呼んだりもしたけど。なんか手の甲だか何かのけががあったから、ちょっと出遅れた感はあったけど、オレはもう買ってたから。一番『ああっ』っと思ったのはやっぱ高橋幸佑かなと思う」

-投げっぷりがよかった

「球質とかね。『ああ、こんな球投げてんねや』っていう。高校卒業して1年坊があんだけの球を投げるっていうのは、やっぱりうまいこと育てたら面白い存在になるねっていう期待はすごく持てるっていう」

-2軍で実戦を積んで

「いや。そうよ。だから、もちろん2軍の方で自信をつけて。頭の中にオレもあるんで。秋の方には1年目だけども経験をさせるっていう、実績を1試合、2試合残すっていうのも、やっぱそういったところも大事やから。そういうような機会をうかがうぐらい頑張ってほしいかなと」

-将来的には先発として

「まあ、そうだな。オレの中では先発がいいかなと思ってるけど」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【中日】井上監督2軍からシート打撃登板で呼んだ仲地、松木平には「まだまだやな…」一問一答