西武と27年までの2年契約を結んだタイラー・ネビン(撮影・金子真仁)

西武と27年までの2年契約を新たに締結したタイラー・ネビン外野手(27)が25日、シーズン折り返し前での異例の契約更新に至った思いを明かした。

決め手について「自分が日本に来た段階から、すごくサポートしてくれるところもありますし、1人の選手として自分の役割、居場所を貴重な存在として捉えてくれていると感じています」とした。

球団や仲間からのリスペクトに感謝しながら「今後の2年、同じライオンズでプレーしたとしても、あまり不安なく、もやもやした部分なくプレーできるイメージができたのでサインをさせていただきました」と決断に至った理由を口にした。

シーズン91敗からの雪辱を期す今季、ネビンはクラッチヒッターとして期待されての入団で、ここまでリーグ2位タイの32打点をマーク。一塁守備の技術や、献身的な姿勢やリーダーシップなど人間性への評価も高い。

契約更新の経緯については「あとは付け加えて」と自ら切り出した。

「ライオンズは去年の成績がありながら、今年は若い選手が多い中、かなりいい位置ですし、個人個人が成長して行けてます。選手も若いからこそ、もっともっといいチームになれるんじゃないかと思いますし、そのチームの一員になれることがすごくうれしいことだと思いました」

リスペクトをもらった日本の仲間たちへの、リスペクト返し。理想の形での契約だった。【金子真仁】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】5文字のキーワード ネビンがシーズン半ばで異例の2年契約更新した背景