大谷翔平2試合連続27号2ラン! 日本人3人目の日米通算300号達成
<ロッキーズ-ドジャース>◇24日(日本時間25日)◇クアーズフィールド
ドジャース大谷翔平投手(30)が、2試合連続の今季27号本塁打を放った。敵地クアーズフィールドでのロッキーズ戦に「1番DH」でスタメン出場し、6回の第4打席で2ランを放った。これで日本時代の48本、メジャー移籍後の252本と合わせ、日米通算300号を達成した。
日米通算300本塁打は、日米の両方で少なくとも1本ずつ打った日本人では、松井秀喜(巨人、ヤンキースなど)福留孝介(中日、カブスなど)に次いで3人目となった。松井秀は日本で332本を打った後に渡米し、メジャーで175本。日米通算では507本。福留は中日で192本を打った後に渡米し、メジャーで42本。その後、阪神に戻って93本を追加して日米通算300号に到達。日米通算では327本塁打を放った。メジャー在籍時に日米通算300号に到達したのは、大谷が初となった。
本塁打は、投手として今季2度目の出場した22日のナショナルズ戦から2試合連続。6月は例年爆発する最も好相性の月だが、今年は6月に入ってから22試合でまだ5本目。5月は球団の月間最多タイで自身のメジャー月間最多タイでもある15本塁打をマークしているだけに、再び量産ペースに乗せたいところだ。
これでチーム80試合目で27本塁打となり、年間では昨年と同じ54本ペースとなった。ただし、自己最多54本で本塁打王を獲得した昨季は、チーム86試合目(7月2日)に27号を記録しており、今季は6試合早い到達。6月以降も例年のような活躍を見せれば、日本人初、ドジャースでは球団初となる60本の大台も視野に入ってくる。
ロッキーズ戦での本塁打は通算12本目。標高1600メートルにあり、気圧が低いクアーズフィールドでは、通算5本目となった。投手として復活し、リアル投打二刀流となった大谷。打撃も勢いに乗ってきた。
◆大谷の年度別本塁打
18年=22本
19年=18本
20年=7本
21年=46本
22年=34本
23年=★44本
24年=★54本
【★は本塁打王。23年まではエンゼルス】