ドジャース対ナショナルズ 8回裏ドジャース1死一塁、大谷は中越え2点本塁打を放つ。投手ラトレッジ(撮影・滝沢徹郎)

<ドジャース13-7ナショナルズ>◇22日(日本時間23日)◇ドジャースタジアム

マーリンズやタイガースで左腕投手としてプレーしたドントレル・ウィリス氏(43)が、今季2度目の登板を終えたドジャース大谷翔平投手(30)のピッチングを解説した。

「スポーツネットLA」に出演。この日の大谷はスイーパーとスプリットで2三振を奪うなど、1イニングを18球で無安打無失点と好投した。ウィリス氏はまず、663日ぶりの二刀流復活となった16日(同17日)の投球を解説。「彼のフォームに注目しよう。最初の登板では、過度に緊張していたと思う。グラブ側への引きが(上体を)左右に振らせてしまい、そのため投球が引っかかっていた。これは力が入ることで起きるんです」と語った。

つづいて、この日のピッチングに言及。「今日は落ち着いていました。グラブの動きが上下になって、投球のラインを維持できた。初登板では決まらなかった変化球も決まっていた。あのスイーパーの曲がりの深さと速さは、野球界では誰も打てないでしょう。鋭いスプリットも決まったし、決め球を投げられるようになりました」と分析した。

ウィリス氏はマーリンズ時代の03年に14勝をマークして新人王。05年には、22勝を挙げて最多勝のタイトルを獲得した。06年のWBC米国代表に選出された。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 「野球界では誰も打てないでしょう」新人王&最多勝のMLB名左腕が大谷翔平のスイーパーに驚き