【クラブW杯】ユベントス4発快勝「まさにゴールデンボーイ」20歳の10番ユルディズ2ゴール
<クラブW杯:ユベントス4-1ウィダド・カサブランカ>◇22日(日本時間23日)◇1次リーグG組◇第2節◇フィラデルフィア
FIFAクラブワールドカップ(W杯)は22日、1次リーグ第2戦が行われ、G組のユベントス(イタリア)は4-1でウィダド・カサブランカ(モロッコ)に快勝し、2連勝とした。トルコ代表FWケナン・ユルディズ(20)が2得点を含む3ゴールに絡む活躍を見せた。
イタリアの名門クラブで背番号10を背負う20歳のユルディズがチームの攻撃をけん引した。前半6分、味方との連係でゴール前の狭いスペースを抜け出し、左足でシュート。この先制点は相手DFに当たって記録はオウンゴールとなった。
同16分には左からのパスをペナルティーアークから右足ダイレクトでゴール右上隅に突き刺して今大会2試合連続ゴール。2-1の後半24分にはFWコロムアニのスルーパスに抜け出し、相手DFをかわして右足で流し込んだ。同40分にお役御免。チームは試合終了間際にFWブラホビッチが自ら獲得したPKを決めて追加点を挙げた。
若き才能の活躍で、5-0だった初戦のアルアイン(UAE)に続いての快勝。トゥドル監督は「どこまで到達できるかは本人次第。彼はまれな才能、素晴らしいメンタルを持っている。卓越した技術も備えている。まさにゴールデンボーイ」とたたえた。チームは26日の1次リーグ最終戦でマンチェスター・シティー(イングランド)と対戦する。