大谷翔平「元の状態以上に戻れるんじゃないかな」1回2奪三振&26号2ランの二刀流/一問一答
<ドジャース13-7ナショナルズ>◇22日(日本時間23日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(30)が、投打二刀流の活躍を見せた。
今季2度目のマウンドでは、1イニングを18球、無安打無失点2奪三振。最速は98・8マイル(約159キロ)で、前回登板で封印していたカットボールを2球投じた。打っては第1打席から2打席連続三振に倒れたが、無死満塁の第4打席で一塁線を破る走者一掃の適時三塁打。第5打席では8試合ぶりの26号2ランを放ち、代名詞の「二刀流」として大活躍を見せた。
【大谷の一問一答】
-投球を振り返って
「前回よりはリラックスして、全体的に投げられたかなと思います」
-1イニングだけの理由は
「元々そういう予定ではあったので。ある程度は球数を今後、イニングも増やしていけたらいいんじゃないかなと思います」
-二刀流でいいリズムで打席に入れたか
「最初、2打席とも相手の投手も素晴らしかったですし、なかなか自分のアプローチの打席を送れなかったので、そこは少し反省点かなと思います」
-慣れるっていう意味では時間がかかりそうか
「そうですね。思ってたよりも早めに復帰はできているので、今日また投げて、明日以降の反応を見ながら徐々に徐々にイニングも増やしていければ、元の状態以上に戻れるんじゃないかなという、そういう自信が出てきているんじゃないかなと思うので。まだまだ直さないといけない点は多いですけど、1つ1つ改善したいなと思います」
-今後の予定は
「イニングに関しては、球数に関しては、一気に増やすってことはもちろんないのかなとは思うので。徐々に増やしていければいいんじゃないかなとは思うので。現段階で、まず(投球の)クオリティーを上げていくことと、(球数を)徐々に増やしていくってことが一番大事かなと思います」
-投球で大事なことは
「一番はやっぱり動き方が重要じゃないかなとは思うので。その過程でやっぱりロケーションであったりとか、1つ1つの球のクオリティーも決まってくると思うので。自分がどういう風に動いてるのかっていうのを、コーチと5日間ぐらい少し話しながら改善をしました」
-最初の2打席は思い通りのスイングではなかったが、どう三塁打から本塁打へ
「1、2打席に目に関しては、やっぱり投げてる球も、もちろん相手の投手が素晴らしかったですし。どちらかというと、なんて言うんですかね、自分が事前にイメージしてた投手像というか、球の軌道であったりとかっていうよりも、やっぱり今日はキレていたというか、良かったんじゃないかなっていうのが一番。イメージのズレで言うと、なんて言うんですかね、自分が打ちに行ってる球が空振りになってる、またはファウルになってるっていうところじゃないかなとは思うので。自分もそうですけど、単純に相手の投手が素晴らしかったっていうのはあるとは思います」
-二刀流が戻ってきた心境は
「単純にうれしいですし、まだ1イニングですけど、徐々に増やしていければいいのかなと思いますし。5回以上投げられるようになって初めてスターターじゃないかなと思うので。そこまでまずは後退しないように、少しずつでも前進していければいいんじゃないかなと思います」
-パドレス戦の2死球の影響は
「デッドボールの影響は特にはないです。我慢できる痛みの範囲内ですし、打撲とかに関してはケアをしっかりしていけば、数日で良くはなるんじゃないかなと思ってます」