大谷翔平は中5日で1イニング18球で降板 予想外の球数に解説も「どういう意味を持つのか…」
<ドジャース-ナショナルズ>◇22日日(日本時間23日)◇ドジャースタジアム
元西武監督の伊東勤氏が「NHKBS」で解説を務め、ドジャース大谷翔平投手(30)のピッチングに言及した。
大谷は1回を18球、無安打無失点2奪三振で降板。最速は98・8マイル(約159キロ)で、球種別では多い順にスイーパーが7球、直球が6球、スプリットが3球、カットボールが2球だった。
前回登板の16日(同17日)では28球を投じたが、10球少ないマウンドとなった。球種別でも前回8球を投じたツーシームは1球も投げず、新たにカットボールを2球試投した。
伊東氏は「ある程度(球数やイニングが)決まっていたのではないか。初回を見る限りスライダーがかなり多かった。これもある程度は考えての投球だったと思う。あとはナショナルズの打線が昨日ホームランを(5本)打っているので、まともに4シームでいくよりも、曲がり球でいこうというのがあったのかもしれない。比較するだけの球数と内容ではなかった感じがする。スライダーを意識した投球だったと思う。18球がどういう意味を持つのか…」と話した。